そんなことが1週間も続きとうとう限界を迎えた


ムリして学校に行こうとしたがれんくんに止められた


「さな、今日は学校休もう、学校行ける体調じゃないぞ」


頭痛と悪寒、熱、喘息の予兆、関節痛などいろいろと自覚症状がありこれはやばいなと思ったのか素直に頷いた


「はづき、俺こいつ見るから学校休むな」


「う、うん、わかった、2人とも休むってこと先生に伝えとく。さな、家帰ってしっかり休むんだよ??」


「はづき、ごめんね、ありがと」


「気にしないで!しっかり体治しなさいよ!笑」


といいながら葉月は学校へ向かった


「よし、さな帰ろ」


コクンと頷いて私の家へ帰った




私の部屋に行くと


「体温計とか持ってくるからその間に着替えて寝てて」


とれんくんに言われたので「うん」といって着替えた


想像以上に体が重くて着替えるのに時間がかかった


着替え終わった頃にはもうヘトヘトでベッドに横たわるとちょうどよくれんくんが来た


「さなおまたせ、熱はかろ」


手を動かす力も残ってなくてそれに気づいたのか


「体温計入れるね〜」


といって入れてくれた


熱は38.9もあって高熱だった


れんくんは冷えピタも貼ってくれた


「さな、寝れる?」


「れんくん、手繋いで」


なぜか甘えたくなった


れんくんが手を繋いでくれて安心したのか気づいたら眠りについていた