お父さんが帰ってきた


多分私の部屋来るからその時謝らなくちゃ


「さな〜入ってもいいかー?」


「うん」


返事を聞いたお父さんが入ってくる


「さな、朝はごめんな、怒鳴ったりして」


私は首を振り


「私の方こそごめんなさい」


といった


そして少し間をあけて口を開いた



「実はさ、喘息とかで入院して学校長く休んでるときあったじゃん?そのせいでクラスの男子にズル休みって言われちゃって…だから学校休みたくなかった」



お父さんは目を見開いて驚いている


「そうだったのか、気づかなくてごめんな」



「ううん、私が言わなかったのが悪いから。あ、でもその時葉月とれんくんいてかばってくれてあれからなくなったからもう大丈夫だよ!」



「いや、でも一応学校に連絡を…」


「ほんとに大丈夫だから気にしないで!もうなにもされてないから」


「そうか、ならいいんだ。それより体調はどうだ?熱計ったか?」


「あ、それならゆう兄と仲直りした後に計らされたよ笑36.8だったよ」



「下がったんだな、昨日の疲れから来たのかな?今日はしっかり寝た方がいいな。その前にさなの好きないちごタルト買ってきたけどいま食べるか?」



「え!食べる!お父さんありがと!」



そして仲良く3人でいちごタルトを食べて、疲れを取るために早く寝た