「よし、準備OK!」

顔を洗って制服に着替え下へ降りた

「おはよ」

「おはよう」

すでにお父さんとゆう兄は起きていた

私も朝食を食べ始めた

「そういえばさなに言っておかないといけないことがあって。さなの主治医が決まったんだ。一応父さんは親だし小児科で診てもらった方がいいかなと思ってな」

「え、お父さんじゃだめなの?」

「ほんとは身内だとさなになんかあった時に冷静な判断が出来なくなるから第三者が診ることが決まってるんだよ」

「そっか、分かった」

「大丈夫だよ、そんなくらい顔しなくても。その人佐々木啓太って言って父さんの後輩なんだけど優しい人だから。それでさっそく今日検診に行ってもらいたいんだ」

「え、検診!?」

多分私、今すっごく嫌な顔してると思う

「そんな嫌な顔しないよ笑 父さんも一緒にいてあげるから。5時に予約してるから学校終わったらおいで。待ってるからね」

「うん」

勝手に決められたことに不満を持ちながら返事をした