「ごちそうさま」

卵がゆがあまりにもおいしくて完食した

「お!さな、完食できてるじゃん」

「えへへ、おいしくて」

「よかった、また作ってやるな。それより今れんと来てるんだけど」

「え!そうなの?れんくんのところ行っていい?」

「あ、でもちょっと熱中症なったみたいで寝込んでるんだ」

「え?大丈夫なの?」

れんくんは普段体調を崩すことがないからとても心配になった

「大丈夫だよ。今点滴してぐっすり寝てる。それと今日は俺の部屋に泊まってもらって様子見るから、大丈夫だよ」

「よかった、少しだけれんくんに会っていい?」

「んー、少しだけだよ?」

「分かった」

下へ降りてれんくんのところへ行った

れんくんはソファーで寝ている

点滴が付いているおかげか、少しだけ気持ちよさそうに寝ている気がする

するとお父さんがやってきた

「あ、さな、よく寝てたんだな、体調はどうだ?」

「うん、寝たおかげで元気だよ」

「そうか、一応聴診だけしていいか」

「え、するの?」

顔をしかめた

「そんな顔するな笑、大丈夫、すぐ終わるから」

私はお父さんに流されて聴診することになった

「じゃあ服まくって」

私はほんとに少しだけ服をまくった

するとお父さんの手がスっと入り、聴診器を当てられた

「心臓はやいな、さな大丈夫!リラックスだよ」

気づくとゆう兄に頭をポンポンとされていた

「さな、深呼吸だよ」

そう言われ、スーハースーハーする

「はい終わり!よく頑張ったぞ!」

気づいたら終わっていた

「ほんのちょっとだけど喘鳴出てた、吸入だけしとこうか」

吸入をし、飲み忘れていた薬も飲んだ