そこには蓮人がいた

「おお、れんと、どうした?」

「あ、ゆう兄!いや、さなが退院したからちょっと会おうかなって」

蓮人の頬はピンクに染まって少し照れているように感じた

もしかして!

「れんと、お前そうなのか!笑 兄貴は嬉しいぞ!それより中入れ!笑」

すごくニヤニヤしている俺に苦笑いの蓮人をリビングに連れてきて、お茶を出した

「れんと、いつから付き合い始めたの?さなと。」

「え!!なんでそれを?照」

想像以上に蓮人の顔は真っ赤だ

「そりゃー顔に書いてあるからな」

「え、ほんとに?めっちゃ恥ずかしい///
昨日さなに告白して付き合ったんだよ。これ、さなのお父さんには言わないでよ?」

「分かった分かった笑 内緒な。それよりおめでとう、応援してるからな」

「ゆう兄、ありがとう。それよりさな今どこ?」

「あ、さなは部屋だよ、今寝てる、会うか?」

「顔だけ見てもいい?」

「全然いいよ、行ってきな」

蓮人は2階に上がりさなの部屋へ向かった