チュンチュンチュンチュン

「さなー、朝だー起きろー。」

お父さんの声とすずめの声で目が覚めた

「あれ、もう朝か。ッイッタ、やば、昨日遅くまで勉強しすぎたかな、頭いたいや。とりあえず下降りよ。」

1階へ降りるとご飯を食べているゆう兄とお父さんがいた。

「おはよう」

「おはよ〜」

2人とも笑顔でむかえてくれた

「おはよう、やっと起きたな」

「あれ、そんな私起きなかった?」

どうやらとても深い眠りについていたらしい笑笑

「呼んだけど全然起きなかったよ笑」

「そうなの?それよりちょっと頭痛いから痛み止めくれない?」

2人は食べる手を止めてこっちを見てきた

お父さんは優しい顔から、一気に真剣な顔に変わった

「え?大丈夫なのか?とりあえず薬な。あ、一応体温だけ測っとこ。」

「うん」

お父さんは私に体温計を渡してきた

測ると体温36.8だった

「さなの平熱にしてはちょっと高いな。頭以外は大丈夫か?」

「今のとこ大丈夫。」

「そうか、分かった。しんどくなったら電話してな」

「分かった、ありがと」

「無理すんなよさな」

「うん、気をつける、ありがとゆう兄」

ご飯食べて薬を飲んだあと、学校の準備をした

「じゃあ学校行ってくるね」

「行ってらっしゃい」