俺は沙奈のことが好きだ
小さいころは普通の女友達だと思っていた
だがいつからだろう
誰にでも優しく、いつも笑顔なところに気づいたら惹かれていた
それにさなはまわりの人より体が弱くて、当たり前のことができないことがあるはずなのにいつも前向きなんだ
でも1回だけ1人で泣いているとこを見たことがある
それは学校の放課後の時間のことだった
俺は部活だったが忘れ物をしていることに気づき、教室に取りに戻るとさなは泣いていた
さなの泣いているとこを見るのは初めてでどうしたらいいのか一瞬迷った
だが気づくと足が動いていてさなに声をかけていた
「さな、どうした?」
さなは俺に気づくと急いで涙を拭き、なにごともなかったかのように振舞った
なにがあったのか聞いたが、一言も言ってはくれなかった
そのときから俺はこいつを守りたい、守ってやりたいと思いはじめた
告白しようと思ったが、関係が崩れるのが怖くてなかなか勇気が出ず、この日まで来てしまった
だから今日俺の気持ちを伝えようと思っている
小さいころは普通の女友達だと思っていた
だがいつからだろう
誰にでも優しく、いつも笑顔なところに気づいたら惹かれていた
それにさなはまわりの人より体が弱くて、当たり前のことができないことがあるはずなのにいつも前向きなんだ
でも1回だけ1人で泣いているとこを見たことがある
それは学校の放課後の時間のことだった
俺は部活だったが忘れ物をしていることに気づき、教室に取りに戻るとさなは泣いていた
さなの泣いているとこを見るのは初めてでどうしたらいいのか一瞬迷った
だが気づくと足が動いていてさなに声をかけていた
「さな、どうした?」
さなは俺に気づくと急いで涙を拭き、なにごともなかったかのように振舞った
なにがあったのか聞いたが、一言も言ってはくれなかった
そのときから俺はこいつを守りたい、守ってやりたいと思いはじめた
告白しようと思ったが、関係が崩れるのが怖くてなかなか勇気が出ず、この日まで来てしまった
だから今日俺の気持ちを伝えようと思っている