「ウゥーケホケホッ」

唸り声と咳が聞こえて目が覚めた

「え、さな?」

まだ覚めてなかった脳が急にまわりだした

急いでさなの元に行った

「ウゥーケホケホケホッウゥー」

うなされている

起こそうと声をかけようとした時

「オェゲホッゲボッオェッ」

急に吐いた

急いでさなを横にし、ナースコールを押した

「どうされました」

看護師の人が出た

「兄のゆうがです。さなが急に嘔吐しました。急いで来てください」

「分かりました、先生とすぐ行きます」

ナースコールを切って、さなに声をかけた

「さなー、おきろー」

肩を叩いて起こそうとしたが起きない