目が覚めるとさっきとは違う場所にいた

(え?ここどこ?病院?もしかして入院?)

「あ、さな、おはよ、今は朝の5時だよ、どうだ調子は?」

「昨日よりはマシかな」

「そうか、よかった!熱もだいぶ下がってきたかな?あ、で、ちょっと様子見たいから5日間入院な、検査も兼ねて」

「え、大丈夫だよ、入院しなくても。」

「だーめ、今病院で体をしっかり治すことが今のさなには必要なの」

私は口をプクッと膨らませた

「はいはーい、わかりましたよーだ、でも絶対5日間だけだからね?」

「じゃあそれまでに治せよ??笑 それと今日1個だけ検査しよう」

不安になって聞き返してしまった

「検査??」

「もしかしたらさなは喘息かもしれないんだ、だから今日その検査をしよう思う」

もっと不安になった

「それって痛い?」

「いや、息を吸って機械に思いっきり吐くだけだから全然だよ、まぁまたそのときに詳しく話すね、じゃあ11時頃に迎えに来るからそれまでご飯食べたりしてくつろいどき!大人しくしとくんだよ?」

痛くないと聞いたからか、肩の力が抜けた

「はーい、じゃあ仕事頑張ってね」