『もう死ぬ……と思ったところで目が覚めたんだ。』



『心に賎しいコトでもあったんじゃないのー』

ミカが疑い眼で俺を見る。


『どんなだよ
Σ(`ヘ´)』


俺が少し考えながら突っ込む。



ガラガラ。

教室の戸があき、先生が入ってくる。



『間にあった~』

タカヒロの課題が終わったようだ。


『あっ!!!!』


思わず俺は声をあげた。



『小テスト忘れてた!!』