「本間あれタラシやろぉーなっちゃン!」 「どこがいいんかねぇ」 っと。 こんなことは、はじめて。 いままで、夏子の悪口だけは 言わなかった幸美。 なのに、この日初めて 言ったこの言葉。 亜里沙もびっくりしていた。