まるで「運命」だって思った。

どこかの恋愛映画のようなそんな出会い方

僕達が出会ったのは偶然でも奇跡でもなく
必然なんだって。

昔の僕は楽しいことだけやっていたくて
楽しくないことはやりたくなくて
好きな事を仕事にしたいとか
好きなことだけしていたいとか
そんな事を思ってた。

でも夢を追っても追っても届かなくて
星は中々掴めなくてその度に泣いていた。

夢見がちな僕と違って君はしっかりしてて
沢山僕を支えてくれたよね。

僕の持っていない事を沢山持ってる君が
好きで現実をしっかり受け止めれる君が好きで憧れてた。

だから、僕も大人にならないとって
思ったんだ。

夢だけでは生きていけないから。

君を守れないから。

「恋」のままじゃダメだと思ったから。

「仕事」は辛い時もあったけど

君の為なら頑張れるって

今頑張ればきっと幸せになれる。って

どうしてこんなに喧嘩増えてしまったのかな

いつから二人の間に冷たい風が
吹き始めていたんだろう。

いつから君は変わってしまったのだろう

夢ばかりを追う君も嫌で
わがままな君も嫌で
大好きな人にこんなことを思ってしまう
自分が1番嫌だった。

それでもどんなに君の嫌なところが
見えたとしても君と仲良くずっと
永遠に暮らしていきたい。

僕の好きは変わってしまったけれど
あの時の情熱は消えてしまったけれど
きっと僕が幸せにしてみせるから。

今はきっと変化の時だから。

何かを得るためには何かを捨てないと
いけないように。

蛹が蝶に変化するように

僕達も「恋」から「愛」に変化する
だけだから。

未来ではきっと笑えるから。

だからお願い。

暗くて寒い君のいない部屋で

「もう一度」と君に願いを。