キスを許したら、クールな幼なじみが、甘々に。


た、確かに…
私に嘘ついても何にもならないけど…

疑いながら、時計に目を向けると、
確かに、12時を過ぎている…

「ほ、ほんとだ…」

「で、ましろ私今日委員会で一緒にお昼食べれないから、」

「うん、わかった!」

「うん、じゃあね!」

そうして、遥ちゃんは、
教室を出ていった。

んー…今日誰と食べよう…?

「茉白」

「ん?」

扉の方から私の名前を呼ぶ声がして、
扉の方を向くと

「ルイくん?!」

私の声にクラスメイトがビックリしたのか、
みんなの視線が私の方に向く。