と、言いながら近寄ってくる。 …わ、私まだ顔真っ赤? 自分の顔を触れようとした途端、 私の頬に触れた、近寄ってきた幼なじみの手。 「ひゃぁ」 へ、変な声出ちゃった… 類くんの手が冷たくて…ビックリしちゃった… 「…何、意識してくれてるの?」 「へぇ?」 類くんの顔は、何かを企んでるみたいな顔。 「じゃあ俺も本気になってあげるよ。」 「えっ?」 何を言ってるんだろうと思ったけど… 何故か類くんの目は、真剣で… 「どういう…」 「早くして。茉白」