えっ…わ、わたし…
今…何した?

自分の頬を触ると、熱い。

頬を引っ張って見ても、…
ちゃんと痛い…

これが現実だと理解出来たのは数分経ってから。

…リビング行かないと…学校遅れちゃう…

でも、わたし今、類くんにあったら…
顔真っ赤になる自信しかない…

「茉白、早くしろ。」

と、中に入ってきた幼なじみは、
制服を崩してきてる。

ワイシャツ第2ボタンまで開けてるし……

「あれ?顔真っ赤。」