キスを許したら、クールな幼なじみが、甘々に。



2人で帰っていると、
るいくんがこんなことを口にした。

「テストだね。」

「げっ」

「何だよその、嫌なものを見た時みたいな反応。」

えっ?だって嫌じゃん!!
テストだよって…類くん頭いいから…か。

「今回もやばいの?」

「はい。やばいです。」

そんなことを聞かれて、素直に答えると、

「ん、じゃあ家帰って着替えたら、勉強道具持って来て。すぐね?」

「はい。」

本当に、年下幼なじみが年上の勉強教えてくれるって…天才か?