「しゅんせんぱーい!」



と当たり前に生徒会に入る私



「あぁ君ね」



先輩がなんでこんなにもなれたかと言うと、、



この前の昼休みから何回も訪問していたら先輩は驚かなくなって、調子に乗って訪れること2週間、



「また勉強ですかー」



「そうだよ、君は勉強してるの?」



「君じゃなくて愛って呼んでくださいってば!」



「勉強はまぁまぁ、、、」



勉強は全くと言っていいほどできない私、



「椎名ね、毎日来る暇あるなら勉強しなよ」



「じゃあ隼先輩が教えてください!!」



「あー……いいよ」



「いいんですか!やったー!先輩大好き!」



嬉しい!先輩に教えてもらえるなんて!



いつもだったら断ってるはずだろうななんでだろ?



まぁそんなことはいいか!教えてもらえるし先輩と居られる!幸せ!



「はいはい、じゃあプリント見せて」



「はい!お願いします!!」



それから、、、









「ぁぁぁああ、わからないよぉ〜」



「ちょっと椎名バカすきない?」



「なんかご褒美ないと頑張れないです。」



「隼先輩なんかご褒美ください!」



「ご褒美もらうの僕の方じゃない?」


あ、たしかに教えてもらってるんだからお礼しないとか、



んー、でもご褒美もらいたいよー、



悩んだ私は




「じゃあお礼にご飯行きましょ!」



「え、ご飯?」



「はい!隼先輩にお礼もできて、私も先輩とデートができる!一石二鳥ですよ!」




我ながにいい考えだ!




「んーまぁ椎名が70点以上取れたらいいよ〜」




「あー70点以上ですか!厳しいですよぉ〜」



「じゃあなしだよ」



「じゃあがんばります!!」



ここはデートの為に椎名がんばります!!!




「アハっ」



!?



先輩が笑ってる!



「なんで笑うんですかぁ」



「あまりにもわかりやすくて」



「かわいい、犬みたいで」



かわいい!?!?いぬ!?え、私のこと可愛いって!?だ、どうゆーこと、




「////犬ってど、どーゆこですか!!////」




照れて顔が真っ赤になりながら先輩に聞いた



「そのままの意味だよ、犬みたいで愛嬌があるってこと、はい!勉強するよぉ」




「はーい」