ハッピーエンド

そう思っていると、クラス委員長の早川くんが走って来た。

「あれ?教室に残ってるの畑中さんだけ!?」

え…急にどうしたんだろう。

「は、はい…私だけです…。」

「ホントに申し訳ないんだけどさ、夏休み入る前に、この壁面全員分剥がすの手伝って欲しいんだけど…」

え、面倒くさ…。でも、困ってるみたいだし…。

「わ、分かりました…。」

「ほんとっ!?ありがとっ!!」

二カーっと、笑う早川くんを見てクスっと笑ってしまった。

「笑わないでよ」

と、早川くんは照れながら言う。

「ふふっ、だって、早川くんクラス委員長してるから、もっと固いイメージあって…。」

と言うと、早川くんはこっちを向いて言った。