ハッピーエンド

夏休みの計画表がやっと書き終わった頃、
後ろからまた、幸奈の声がした。

でも、、その声は私に向けての声じゃなくて颯太くんに向けてだった。

寂しい…なんて感情はもうないけど、やっぱり少しだけ、本当に少しだけ切なくなる。

そして、幸奈に嫉妬してしまう。

「まだ好きじゃん、そんなに見つめるんだから。」

「竹石くん!?」

そ、そんなに見つめてたかな。
自分でも分からない。きっと、無意識だったのだろう。

「す、好きじゃないってば!!」

もう!!なんなの!?
竹石くんは、優しいのに時々意地悪になる。