何かを言いかけたがやめてしまったあおちゃん。
続きが気になったけどあまり詮索するのはよくないよね?
それにしても…こんなにもたくさんの人の視線を集めてしまうあおちゃんはやっぱりすごいな……。
私は改めて幼なじみのあおちゃんのすごさを知った。
「千結、俺たちⅠ組だ」
「え、本当っ?!」
私はⅠ組の表を見た。
そこには確かに私とあおちゃんの名前がしっかりと書かれていた。
「また同じクラスになれてよかったね!今年もよろしくね、あおちゃん!!」
私は満面の笑みでそう言った。
あおちゃんも心なしか嬉しそうに笑ってくれていた。
クラスの確認をしたので私とあおちゃんは二人で1年Ⅰ組の教室へと向かった。