「んー?」 あの日わたしが保健室にいる間、誰か行かなかったか聞こうと思ったけど⋯他クラスの人かもしれないし、そもそもわたしの夢かもしれないし。 夏葉に聞いても分かるわけない⋯わね。 「ゴメンね、なんでもないわ」 「そ?変な秋妃〜」 忘れよ⋯忘れてしまいましょ⋯。 ⋯それが一番よね。 。 . ✽