午後2時のカフェオレモーニング


🎄12月24日


 クリスマスイブ・・・
 そして和樹の命日・・・もう6年・・・


 まだずっと同じ夕食を2日食べる日が続いていた。

 
― バカな私・・・今日でおしまい。自分で“今日だけ”って言ったんじゃない。もう来るはずがない・・・


 凛空とは連絡先を交換していなかった。でも調べれはお店の電話はわかるはずなのに・・・
この5ヶ月、一日も凛空のことを考えない日はなかった。
何を食べているのか、風邪は引いていないかなど、殆ど母親のように凛空を想った。
もちろんあの夜のことは忘れるわけはない。優しくて大きな手・・・ぬくもり・・・ほくろ・・・

― 凛空とのことは小説の中の出来事・・・そっと本を閉じる・・・

 
 クリスマスイブは毎年、日付が変わるまで和樹とワイン片手に楽しい時間を過ごしていた。
和樹が亡くなってからも、前と同じようにワイングラスを2つ並べてその時間を過ごした。
それも今年でやめようと思った。同時に、指輪を二つ通したネックレスも外し、ワイングラスに入れた。


― あと10分で・・・二人とも・・・終わり・・・・・・