久しぶりの執筆でしたが、書きたい意欲にそそられて、だいぶスピーディーに仕上げることができました。

だいぶ久しぶりの執筆なのだから、まずは①書き上げる前提②一万字くらいのショートで終わらせること③お題をゾンビにということを念頭に推敲してみたら「えっ?ゾンビものでショートってできんの?」って思いました。
結果、世界観やシチュエーションの解説なんて無くてもどうにか想像してください的な他力本願と、どういうことか純愛ホラーものが書きたくなってしまったわけです(笑)

今は映像作品で無数の優秀なゾンビ作品が出てる中で、それを文章のみでリアリティやストーリー性で超えることなんてムリじゃね?って正直思います。

実はこの物語のモチーフは「賢者の贈り物」という昔の有名な物語です。互いのことを思い合い贈りあった品物は、結局のところは無駄になってしまった。けれど、それが最良の選択であった、という物語です。

最終的には露の優しさや自己犠牲の慈愛が、拓人や沙耶にも波及されて、優しさに包まれた結末になるというわけでした。

どこか一つの固定されたビジョンのストーリーに絞った結果、純愛であり友情であり、ゾンビからの逃げ場という概念は「場所」ではなく「死」の先にある「心の安寧」や「人生の到達点への歩み方、考え方」みたいなものに行き着きました。

共感していただける方もいれば、反対のかたもいらっしゃるかと思います。

ちょっとグロい描写もあったと思いますが、許してください。

それも全て踏まえて、一つのショート作品というストーリー性を感じて頂けたらと思います。

拙い文章ですが、読んでいただき、ありがとうございました。

露と沙耶、拓人は幸せに楽しくやってると思います。

※現在完結後、加筆修正中です。
ご感想等頂けたら泣いて喜びます。