「今日、仕事が終わったら久々にご飯を食べに行かない?」
「うん」
「その時に全てを話すからさ。もうそろそろ、ラウンジに戻りなよ」
「うん。じゃあ、終わったら連絡するね」
美奈は口元だけ笑うとハンカチを私に押し付けて、ブライダルの奥へと入った。
私はボロボロになった顔を直す為に、ラウンジに寄ってからロッカールームに行く。。
泣いてグジャグジャな顔を響とさっちゃんに見られて、笑われた。
「相変わらず、泣き虫だな」と言われて。
化粧を直してお昼を食べずに、さっちゃんが居るレストランへ向かう。
「五分遅刻。まぁ、いいけど。ひよりはご飯食べてないんでしょ?これ、奥で食べて来な。パンの試作だから」
パン皿に乗せられた丸くて小さな白いパンとデニッシュを持たされ、ラウンジのパントリーへと戻された。
「水野君、ひよりをよろしくね。紅茶でも入れてあげて。ひよりが落ち着くまで、こっちに来させないで。分かった?」
「はい」
さっちゃんは強めに言葉を発した。響はいつも、さっちゃんには手も足も出せない位、押され気味で逆らえない。
さっちゃんの言う事は強引ながらも、間違ってはいないので絶対に通される。
真実を知っているかどうかは分からないけれど、言葉で交わさなくても行動や雰囲気で読み取る術は響と似てる。
勿論、意地悪な言動も。
「……で、美奈ちゃんの所に行って来たの?」
「うん、今日の夜にご飯を食べに行って来るからね。響はいつから知ってたの?」
「こないだ、シュンと話した日から。でも美奈ちゃんから聞いてないなら話せないから黙ってた」
さっちゃんに言われたせいか、気を使っているのか、文句も言わずに紅茶を入れてくれた。
大好きなアールグレイにミルク付き。
「……響の馬鹿」
目の前にカタンッと置かれた紅茶を見て、ボソリと呟いた。
誰も知らない湊君の事情を普通は彼女になら話したくて仕方なくなるでしょう?
「うん」
「その時に全てを話すからさ。もうそろそろ、ラウンジに戻りなよ」
「うん。じゃあ、終わったら連絡するね」
美奈は口元だけ笑うとハンカチを私に押し付けて、ブライダルの奥へと入った。
私はボロボロになった顔を直す為に、ラウンジに寄ってからロッカールームに行く。。
泣いてグジャグジャな顔を響とさっちゃんに見られて、笑われた。
「相変わらず、泣き虫だな」と言われて。
化粧を直してお昼を食べずに、さっちゃんが居るレストランへ向かう。
「五分遅刻。まぁ、いいけど。ひよりはご飯食べてないんでしょ?これ、奥で食べて来な。パンの試作だから」
パン皿に乗せられた丸くて小さな白いパンとデニッシュを持たされ、ラウンジのパントリーへと戻された。
「水野君、ひよりをよろしくね。紅茶でも入れてあげて。ひよりが落ち着くまで、こっちに来させないで。分かった?」
「はい」
さっちゃんは強めに言葉を発した。響はいつも、さっちゃんには手も足も出せない位、押され気味で逆らえない。
さっちゃんの言う事は強引ながらも、間違ってはいないので絶対に通される。
真実を知っているかどうかは分からないけれど、言葉で交わさなくても行動や雰囲気で読み取る術は響と似てる。
勿論、意地悪な言動も。
「……で、美奈ちゃんの所に行って来たの?」
「うん、今日の夜にご飯を食べに行って来るからね。響はいつから知ってたの?」
「こないだ、シュンと話した日から。でも美奈ちゃんから聞いてないなら話せないから黙ってた」
さっちゃんに言われたせいか、気を使っているのか、文句も言わずに紅茶を入れてくれた。
大好きなアールグレイにミルク付き。
「……響の馬鹿」
目の前にカタンッと置かれた紅茶を見て、ボソリと呟いた。
誰も知らない湊君の事情を普通は彼女になら話したくて仕方なくなるでしょう?



