「みかちゃんって可愛いよねー!」
「うんうん私たちの自慢だよー!」
「「うんうん」」
中学生の頃、私には仲のいい四人の友達がいた。私たちは何をする時も一緒だった。お泊まり会をして恋バナをして盛り上がったり、馬鹿なことして笑ったり、そんな毎日を過ごしていた。

でも、そんな私たちの友情は一瞬で崩れた。

それは、ともだちの一人が私たちにある男の子の話をしたのがキッカケだった。

その男の子は町田祐介というわたしの仲のいい友達だった。

私の友達は祐介のことが好きだから私たちに協力してほしいとお願いしてきた。

わたしも仲の良かった友達の助けになりたかったから勿論だが、
「協力するよー!」

といって毎日祐介に話しかけて友達のことはどう思ってるのか?とか、会いたがってる子がいるから紹介するよー!とかいって友達の手助けをしていた。

でも、それはうまくはいかなかった。私は放課後祐介に話があるからと言ったら呼び出された。そして、告白された。