○プロローグ○ ―――――― ――――――――――――― 俺たちは二人は いつか どこか遠い過去で、 もしかしたら ひとつの体で、 ひとつの心で、 たった「ひとつの命」だったのかもしれません。 二人で、 ひとつの存在だったのかもしれません。 なんて そんな風に思うんです。 ――――― ――――――――――――― 今野 晃、17歳。 ―秘密の日記より―