「ゔぅ〜〜」



でも、やっぱり…
最悪だ。告白もしてないのに振られたみたい…
…そんなことを言っても告白もする勇気なんて…なかったけど…



「…桜秀(さほ)、うるさい」



「へえっ?」



1人の部屋で、騒いでたと思うんだけど…?
お母さん?いや、違う…
この声は…年下幼なじみの…



「律輝(リツキ)くん…」



やっぱり、扉の方に立ってたのは、
私の高校の制服を着た、狼崎 律輝(ロウザキ リツキ)くんが。