「律輝くんも、お洋服欲しいの?」 「ん?ぜーんぜん」 「じゃあ、なんで?」 「ん、内緒?」 な、内緒って… 変な律輝くん。 …律輝くんは、私に秘密にしてることあるのかな? ま、まぁ、人には秘密なんてあるもんだよね! で、でもちょっと秘密がなかったらいいな… なんて、そんなこと思う私も…変なのかな? 「ん?どうした、桜秀」 「へえっ?なんでもないよ!!」 「…ふん、そう。」