年下ナイトは、お姫様を溺愛する。


すると親友の瀬戸春美(せとはるみ)が話しかけてきた。




「ちょっと〜朝からラブラブだね〜。教室まで送ってもらっちゃって。」



春美はいつもこうやってももくんとのことを茶化してくる。


ほんとに違うのに!



「いや、ラブラブとかそんなんじゃないから。ももくんは後輩だし。弟みたいな感覚でしかないよ。」



「え〜?ほんとに〜?」


「ほんとだよ!」


「あんたがその気なくて少なからず桃月くんの方は気がありそうだけどな〜。」


「いやいやいや。ももくんが〜?どうせ私の事なんてうるさい先輩ぐらいにしか思ってないよ。」


「桃月くんどんまい、、、。」


春美がなにか小さな声で呟いたが聞こえなかった。


春美は彼氏持ちでよくモテるため、恋愛経験が豊富だ。



ももくんの他に私の相談を聞いてくれる唯一の人である。



「私が好きなのは木下くんなの!」


「でた。木下くん。今日告白するんでしょ。よし!私がとびきり可愛くメイクしてあげよう!」


「ありがと〜!」



この告白が成功しますように。と、願いを募らせながら、今日がスタートした。