玄関から入って正面は廊下になっていて、廊下にはキッチンがついていた。
調味料の類はたくさん置いてあったけど、コンロの横に置かれた灰皿に山積みにされた煙草の吸い殻の方が気になる。
換気扇があるから、普段はここで煙草を吸っているのだろう。
「こっち入って」
大和くんに言われるがままに、廊下を通って奥の部屋へと案内される。
部屋には、ベッド、デスク、テレビ、それにギターが置いてあった。
見慣れないシックな色合いを基調とした家具に、ちょっと散らかっている部屋。
なんだか全身で大和くんを感じているような気がしてくる。
「好きなとこ座って」
大和くんがベッドに腰掛けながらそう言った。
「ありがとうございます……」
おずおずと大和くんの足元に正座すると、大和くんがニヤリと笑った。
「わかってんじゃん、自分の位置。
これから千春の正しい居場所は俺の足元だからな」
調味料の類はたくさん置いてあったけど、コンロの横に置かれた灰皿に山積みにされた煙草の吸い殻の方が気になる。
換気扇があるから、普段はここで煙草を吸っているのだろう。
「こっち入って」
大和くんに言われるがままに、廊下を通って奥の部屋へと案内される。
部屋には、ベッド、デスク、テレビ、それにギターが置いてあった。
見慣れないシックな色合いを基調とした家具に、ちょっと散らかっている部屋。
なんだか全身で大和くんを感じているような気がしてくる。
「好きなとこ座って」
大和くんがベッドに腰掛けながらそう言った。
「ありがとうございます……」
おずおずと大和くんの足元に正座すると、大和くんがニヤリと笑った。
「わかってんじゃん、自分の位置。
これから千春の正しい居場所は俺の足元だからな」
