アリス「ーんっ…んー…」

アリスは まばゆい白い光に包まれた瞬間、豪邸の寝室のベッドの上で目覚めました。


チェシャ猫「目覚めたかい。ここはハートの女王の城だよ」

ハートの女王「まぁ! 今度のアリスはなんて愛らしくて可愛いのかしら」

そう言うハートの女王も世界一可愛いんじゃないかっていうくらい愛らしい姿だとアリスは思いました。

白金の(つや)やかな長い髪が(ひざ)くらいまで伸びていて、白金の輝いたくりくりの瞳に長いまつ毛、うすピンク色の(うるお)ったくちびる、美白の肌。
世界一可愛く美しいお人形さんのようなハートの女王に魅惑されるアリスでした。


ハートの女王「アリスとお茶会することが
わたくしの憧れであり、願いです。どうか、わたくしのお茶会に参加して頂けませんか? 」

アリス「ぜひ、喜んでお受け致します、女王様」

ハートの女王「まぁ! 嬉しいわ」



ハートの女王の命令で、トランプ兵さんたちが豪華なカップに入った紅茶やケーキなどのお茶菓子を持ってきてくれました。

アリスは香り高い紅茶を飲んだり、口どけの良いチョコやクリーミーな甘いホイップの乗った苺ショートケーキやサクサクのほのかに甘いクッキーなどを食べたり、美味しいものでおなかを満たしました。


ハートの女王「今夜は舞踏会もありますわ。ぜひ、参加して頂けると嬉しいですわ」

アリス「はい、女王様。ぜひ、参加させて頂きます」