俺は彼女には内緒で君に会いに行った




久しぶりに会う君はあの頃とかわらない…



でも少し大人びていたね




『久しぶり』




『そうだね』



俺らは挨拶を交わしたら自然にホテルに向かった




誰にも邪魔されず話したかった


ホテルに入り俺は君に聞いた




『茉代今は…』



『麻斗に逢ったらしいね…この前久々に麻斗から連絡来たよ』



『ああ…茉代…麻斗と結婚しなかったんだな今はどうしてんの?』




『今は一人で居るよ』




悲しさを隠して言う君


あの時と一緒だったね


笑って居るはずなのに何故か俺には君が泣いてるように見えた