迷いの消えた俺は仕事を終えて君の家に急いだ




ドアを開けて中に入ると




『おかえりなさい』



君と朝陽は言った



『ただいま』



自然にそう言えた




朝陽を保育園に送る準備をして君は言う




『夕陽…朝陽送ってくるからここに行って待ってて』



渡された一枚のメモには公園の名前が書いてあった




そうあの公園の名前が




『わかった』



俺の返事を聞き君は笑顔で言う



『いってきます』



君に続いて朝陽も言う




『いってきます』



『いってらしゃい』


俺は二人を見送り公園に向かった