あの後どうにか劇を終わらせて戻ってきた。
1学年の劇が終わったら学年関係なく、自由に集まって発表を見られるのだ。
「先輩たち!」
先に場所取りをしていてくれたみたいで、先輩たちが集まっていた。
1年生メンバーも途中で会って、一緒に行動していた。
「あ、そうた大丈夫だった?」
中本先輩がさらっと言った。
「えーっと、あの時は死ぬかと思いました…」
『生きていてよかったな』
「は、い…」
本当にあの時キャッチすることができてよかった。
私がキャッチできなかったら…どうなっていたか。
想像するだけで怖くなってしまう。
そんなことを話しているうちに、2学年のライブが始まった。
  ~☆~☆~☆~☆~☆~
ライブ終了後
『よーし、次は俺の登場するドラマだ』
「3年は学年でドラマを作るからね、選ばれるのはすごいことなんだよ」
さっすが、パンダ先輩!
題名は、『青春、学園物語』といたってシンプルだった。
動画を見始めると…みんな(パンダ先輩以外)は、笑うのをこらえている。
だって、パンダ先輩だけパンダの姿なんだもん…w
「先輩…面白すぎw」
「それなw」
どうにか笑うのをこらえながら、ドラマが終わった。