それじゃあ私は、リビングで寝ます。 推しと同じ屋根の下。 キュンキュンと 心臓の飛び跳ねが半端ないけど 無理やり寝ます。 ――責任をもって、推しを送り出す。 私には、重要な役目があるから。 明日の朝、大丈夫かな? 狂くんは、起きてくれるかな? 私を見て、嫌そうな顔をしないかな? オムライス、吐き出されたらどうしよう…… 悪い方に考えず、早く寝なきゃ。 それでは皆さん、おやすみなさい。