その時、段々りかの体が消えていっていることに気付いた。 「祐樹、私、ずっと空から…見てるから…だから、頑張ってね、っ」 泣きそうになっているりかをみて、あの頃が恋しくなった。 「うん、わかった、 俺も頑張るから、りかも頑張れよ、」 「わかった。ありがとう、」 「「ばいばい」」 生きている場所が違っても、俺らはずっと一緒だ。 永遠に。