旦那さま、初夜はいつになりますでしょうか?〜溺愛旦那様の艶事情〜


隼人さんとは、大きく目を開いたり、苦しそうに眉を寄せたりしながら、私の小さな声に耳を傾けてくれている。

「だから……隼人さんが私と体を重ねないようにしてるのも、そのせいかと思っ――」

言い終わる前に、彼のスーツの胸元にぎゅっと顔を押し付けられる。

「まさか、そんなことになっていたとは……みな、実は――」

意を決した隼人さんが私の肩を掴んで何かをつげようとした、そのとき。