旦那さま、初夜はいつになりますでしょうか?〜溺愛旦那様の艶事情〜


「隼人さん……」

目の前にいる彼のせいで店から出てきたに違いないのに。雨のように降り注ぐ大きな愛情と、はじめて聞かされる本心に、全身が震えて愛しさと切なさで胸がはり裂けそうになる。

「痛いところはない? もう大丈夫か?」

どうしよう。苦しい。苦しいよ……。

「…………」
「みな?」

心底心配そうに私の肩や腕に触れはじめる彼に、気づいたら涙がぽろりとこぼれていた。

「みな……?!」