旦那さま、初夜はいつになりますでしょうか?〜溺愛旦那様の艶事情〜


「――にしても、みな、なんでこんなところに? ちょっと不用心すぎじゃないか?」

だけど、隼人さんはそんな私に構わず、再びテラス席まで誘導すると、私の両肩を掴んで、足元に膝をついて眉間にシワを寄せる。

「あっ……」

気持ちに余裕がなくて、そこまでの考えに至らなかった。

「暗い場所でひとりになるなんて、危ないだろう? それもこんなに顔を赤くして…酔ってるよな? なんか嫌なことでもあったのか……? いくら、許可したとはいえ、こんなに飲むのは俺がいるときにしてくれ……。本当は、クラスパーティーにいかせるのだって気が進まなかったのに……」