そのまま力強く肩を抱き込まれてしまい、その場から引きずり出される。 人通りも少なく、助けてくれる人はいなそうだ。どうしよう。怖い。 「そこにホテルあるから、休んでこうよ。めいいっぱい可愛がってやるから――ほら、来いよ」 「や、やめてくださいっ!」 ひときわ大きな声を上げた瞬間だった。 いきなり男性の反対側から力強い腕が回ってきて、体が勢いよく引き離される。 え⋯⋯?