終業を迎え、カウンターを締めレセプション内を片付ける。
メアリーに見送られながら、着替えを済ませ、ナンシーとメッセージアプリでやりとりをしながら、待っていた運転手さんにお願いして待ち合わせ場所へ向かう。
服装は差しあたりのない、シンプルなAラインの紺色ワンピースに、軽いジャケット。何を着ればいいのかわからずに、とりあえず無難な、シンプルかつ上品なコーディネートにした。
高級車の後部座席に体重を預け、夕暮れのマンハッタンの市内を眺めているうちに目的地に到着する。
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