「なんでって俺お留守番だもんよ。何かあった時のお守り役」
「そんなの察してるわよ。なんでわたしのところにいるのかって話」
「そりゃあアホがバカやらかしたからさぁ、その尻拭いだろ。ちょーっとばかし初動遅れたけどそのおかげで面白いもん見れたからまぁ結果おーらいってことで」
「つまりはあんたが仕事サボってたおかげでわたしはこんな場所に入れられてるってわけね?」
頭カチ割るぞこら。しっかり仕事をしろ仕事を。お守りできてねぇじゃねぇかコラ。
思わず内なるヤンキーが出てきてしまったけどこれは怒ってもいい案件だと思う。異論は認めん。というか王家を守る立場にいる人にさえアホと呼ばれる王子とは。いや、気持ちはめちゃくちゃわかるけども。
「で?お守りを任されたあんたはこれからどうするつもりよ」
「んー、他の王族帰ってこないと表立っては何もできないからさぁ」
えへ、と小首を傾げても何も可愛くないわよ。ふざけんな。それまでわたしにここにいろってか?


