馬鹿は死んでも治らない?知ってるわ!!




あれだけ爆笑していたから聞かれたのはわかったけどそこは普通気づかないふりをするのが優しさなんじゃないのか。


まぁ現状のわたしは(納得できないけど!ここ重要!!)枷のついた罪人だし、冤罪がわかったところで貴族令嬢としての人生はお先真っ暗だ。考えられる直近の未来などどこぞの愛人か後妻か…まぁそんなところだろう。今さら言葉遣いを変えたところで痛くも痒くもない。


それに正直人格としては前世に強く影響されてるし、慣れがある分令嬢言葉も苦ではないけど普通に話した方が楽といえばそうかな。あれだよ、タメで話すより敬語で話す方が面倒くさいやつだ。



「ま、今さらよね。じゃあもう気にしないけどあなた王家の影でしょ?なんでこんなところにいんのよ」



伊達に王子妃教育は受けてない。たくさんのことを学んだ中でそういう存在がいることは知っていた。高位の貴族だったら子飼いの情報屋とか、それこそ裏で働く人材がいるのは暗黙の了解だろう。


その中で王族の持つ影といえば王族やその他重要人物の護衛やら国外への間諜やら物騒なもので言うと暗殺やらと、様々な分野での精鋭揃いだ。その精鋭がお腹抱えて笑う姿はそうとは見えないけどね。