「そうだ。お礼遅くなりました。風邪ひいたとき看病ありがとうございました。あの時、藤堂さんが連絡くれなかったら、どうなっていたか・・・僕風邪ひいたこととかなかったので、どうしていいかわからなくて・・・」
「学校、バイト、勉強と無理していたからね。でも若いからすぐ治って良かった。ホント良かった。・・・西島君はこれからどうするの? もう4年生だから授業もほとんどないでしょ。」
「そうですね。6月の結果を見て、考えようかと思っています。受かっていれば論文試験、口述試験と続きますから。それ次第かと・・・」
「そうね。もし、西島君が良ければ、うちでアルバイトしない? 毎日でなくてもいいし、短時間でもいいわよ。」
「いいんですか? 凄くありがたいです。是非やらせてください。」
「まずは事務所に遊びにいらっしゃい。それから決めましょう。」
「はい。よろしくお願いします。」



