「そういった事件の情報等が一番ネタになりますなので、助かりましたどうもありがとうございました」


インビジブルは、軽く頭を下げながら言った。


「それに見合った情報を頂くまでです。とりあえず、レオの言う『奴等』が何者なのか、から教えていただけませんか」

「おい、そんなの俺が後で教えてやる。だから無駄にすんな」

「その心配は要りませんよ春稀君から、それ以上の情報を頂きましたから」


インビジブルはミルクティーをおかわりしながらレオに言った。


「じゃあ、教えていただけますか」

「はいワタシの知っている『奴等』の全てをお話しましょう」


インビジブルは、ミルクティーを一口すすり、喉を潤わせてから、話し出した。