「あまり、時間が無い」

「……いつだ」

「年が明けて、一週間後だ」

「あと、18日か…」

「どうする?」

「…今すぐ、トップ5の全員に知らせろ。それと……」

「それと?」

「本当は止めておきたいが、今は奴を頼るしかない」


男は、ため息をつきながら言った。