―「……多っ」


目を覚ました春稀は、リビングに入るなり、そう呟いた。


「何の祭だよ」

「レオが呼んだんだよっ」


クロラは楽しそうに微笑んだ。


「じゃあ、自己紹介いきまーすっ」


ロビンが右手を上げた。