「あの2人はそう簡単に見つからないと思うよ」

「どうして?」

「私の能力を知らないの?」


ジェニーは椅子から飛び降りると、振り向き、手に持っていた物を突き出した。


「何よ、これ?」

「私の大事な水晶だよ。私の能力は『fortune』、『占』。占い、予言が得意なの」

「ジェニーの予言は結構当たるぜ。俺らの間でも、けっこう評判なんだ」


ロビンはキオナに言った。