「マリアの言う通りよ。レオの話を『仕方なく』聞いてあげましょ」 アビーは仕方なくを強調しながら言った。シリアは面白くなさそうにため息をついた。 「『仕方なく』は余計だがな」 レオが一息つき、実は、と言おうとしたその瞬間。 「ここだったのね」