「何だよ。昼休みになったらすぐ来てとか。俺、腹減ってんだけど。」

ダラダラやって来た翔吾。

「ごめん、ごめん。今日なんか奢るから。」

私の言葉にニヤッとする翔吾。

「あのね、この前話した先輩覚えてる?」

本題に入った私に察して真剣に聞く翔吾。

「あー、居たね。」

だるそうに答える翔吾。

「告白しようと思って。」

「いつ?」

間髪入れずに聞く翔吾。

「今日の放課後。」


どんなことにも応援してくれる翔吾。

今日も、応援してくれる。





って



思ってた。